決して役所や役人、工事施工業者を100%信用してはいけません。まずは疑ってかかるべきです。

福島県で行われた不正を告発するサイト

福浜第一建設葛yび県中建設事務所及び県知事直轄県民広聴室

対応の流れ

対応の流れ

2010

1110

12:30 最初に記憶している発破作業(この日の以前にも試掘用の発破と思われる小さい爆発と振動を感じた)。この日以降たびたび発破作業をおこなっている。

 

1216

12:30頃発破確認
今までとは比較にならない大きな揺れと振動を長い時間感じた。あまりにもひどいので
県知事直轄県民広聴室相談員にメールで通報した。

 

 

【送信メールの中身】道路工事の相談
件名:国道288号線のバイパス工事
自宅のすぐ近くで発破をしていますが、住宅地の近くで発破作業をしていいのですか?
また、住民の了解は取らなくても発破をしてよいのでしょうか?
発破をするたびに地震のように家が揺れます。家の裏が崖ですが、崩れてこないか心配です。
工事中もしくは工事後に住宅に損害が出た場合、補償してくれるのでしょうか?
郡山市 XXXX

 

1217

夕方4:24 県知事直轄県民広聴室相談員からメールの返信が届いた。その後4:30頃、福島県県中建設事務所 道路課長 大竹和彦課長が来訪。この時点で初めて、家屋調査の了承を求められた。
県知事直轄県民広聴室相談員に経過をメールで報告した。

 

 

【受信メールの中身】RE:道路工事の相談
 メール拝見しました。
 当該工事を担当している県土木部道路整備課に照会したところ、下記のとおり回答がありましたので、お知らせします。なお、道路整備課には、あなたの個人情報は伏せて照会しております。

                    記
 日頃より、本県の土木行政に御理解と御協力を賜り感謝申し上げます。
 また、このたびは、事業を進めるに当たりまして、御意見をいただきまして誠にありがとうございました。
 お問い合わせをいただきました国道288号線のバイパス工事の件につきましては、現在県におきまして事業中の箇所でありますが、掘削中の地山に硬い岩盤があるため今年の10月下旬から発破作業をしております。作業に当たりましては、事前に必要な関係法令の手続きを行い、また、郡山市西田町大田地区で説明会を実施し、さらに、郡山市西田行政センター、太田・宮田・西田地区等に発破作業に関する広報紙を配布しております。
 なお、発破につきましては慎重に作業しておりますが、御自宅に振動が発生している状況であり、御心配をおかけしておりますので、一度、お伺いし御説明させていただきたいと思います。
 つきましては、工事を担当しております下記まで大変お手数をおかけしますが、一度お電話いただくか御連絡先をお教えいただければお電話を差し上げたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

<連絡先:工事担当事務所>
福島県県中建設事務所 道路課
電話 024−935−1430
FAX 024−935−1505
メールアドレス 
kentyuu.ken@pref.fukushima.jp
<本文回答>
福島県道路整備課
電話 024−521−7477
FAX 024−521−7951
メールアドレス 
douroseibi@pref.fukushima.jp

平成22年12月17日
県民広聴室 県政相談員 真壁洋一

 

 

【送信メールの中身】RE:道路工事の相談
県民広聴室 県政相談員 真壁洋一様
メール送信と素早い対応をして頂いて、ありがとうございます。
本日早速、県中建設事務所の担当の方が自宅に訪れました。工事業者からの嫌がらせを受ける恐れも考え、当事者ではなく発注者である県に個人情報を伏せてメールを送りましたが、当方からの苦情ということが直ぐにわかったようです。昨日、発破実行時に隣の家の敷地内から工事関係者らしき作業員が問題の崖を監視していましたが、崩落のような恐れがあるのがわかっていたなら、また、苦情発生を予見していてなお苦情発生元を特定できるぐらいなら、発破前に調査と対策を取って欲しかったと思っています。
後日に影響調査と対策を取ることを説明していただきましたが、訴訟を起こされた場合の工事との因果関係を否定するための証拠集めではないのかという不信感が拭えません。また、何故わざわざ硬い岩盤があるところを時間とお金を掛けて掘って道路を造ろうとするのか理解に苦しみます。素人の考えですが、事前に地質調査等は行われないものなのでしょうか。
取り敢えずは今後の工事の経過と発破作業の対策を注視していきたいと思います。
重ねて相談対応のほど、ありがとうございました。
郡山市 XXXX
追伸
テレビで取り上げられた事業仕分け後も続けられる田村市近郊の農免道路工事、利用率の低いあぶくま高原道路、国の借金も来年は1000兆を超える今のご時世、公共事業に対する関心や批判が高まっているなか、もう少し丁寧な工事をして欲しいと考えます。公共事業も雇用を守るために必要だと理解しているので反対はしませんが個人の財産や権利を侵害するなら話は別ですからそれに合わせて対応したいと思います。

 

1223

フタバコンサルタント株式会社調査実施9:30 14:00。家屋の調査(写真撮影)を行った。調査を受けることを了承したことについてサインを求められた。調査報告書は後ほど届けられることを確認した(このときの家屋調査了承のサインを、偽装した事前調査報告書の状況確認のサインとして使いまわしされることになる)。

 

 

この日以降は発破を中止していた。

2011

122

福浜大一建設株式会社 土木部 古川真一課長が来訪。来週から発破を再開したいという旨を聞いた。発破段数を3段階に分けて10分おきに爆発させて威力を減らすとのことだったので様子を見ることにした。この際、12月の調査の内容を知りたいので調査報告書を催促した。

 

124

12:30頃発破

 

125

12:30頃発破

 

126

12:30頃発破。調査報告書に関して何の連絡もないのでこちらから催促した。3件分作成するので1ヶ月かかると福浜大一建設株式会社 土木部 古川真一課長から説明された。

 

127

12:30発破
福浜大一建設株式会社 土木部 古川真一課長から調査報告書(隣近所3件分を1ファイルにまとめたもの)の完成を聞いた。他の家の個人情報を見ることはできないとこちらから指摘した。分割した自宅分だけのファイルを後ほど持ってきてくださいと伝えた。

 

128

12:30発破

 

129

連絡が無いので、こちらから福浜大一建設株式会社 土木部 古川真一課長へ電話して調査報告書を催促し、持ってきてもらった。調査報告書を受取り、内容を確認したのはこの時点である。発破後の調査であるのに事前調査報告書となっていることを古川真一課長へ指摘した。取り敢えずこの調査報告書を預かることにした。

 

130

発破後の調査であるのに事前調査報告書となっている経緯を県知事直轄県民広聴室相談員にメールで通報した。調査報告書の書面は全ての損傷部分が発破作業前から存在したかのように扱われている。

 

 

【送信メールの中身】道路工事の相談
県民広聴室 県政相談員 真壁洋一様
以前に国道288号線のバイパス工事の件で苦情メールを送付したXXXXです。
あの後、12月23日に工事業者側で依頼したフタバコンサルタント株式会社という調査会社に発破作業後の家屋の調査をしてもらいました。
近隣三軒分の調査だったので時間がかかったとのことで、昨日ようやく調査報告書を受け取りました。予想はしていましたが、その内容はこちらの考えを否定するものでした。

1.発破作業後に行われた調査であるにもかかわらず事前調査報告書という題名になっている。
2.家屋の損傷部分や基礎の亀裂部分が掲載されている全てのページに事前調査という文言が使用されている。
3.調査報告書を受け取ったのは昨日1月29日で、調査報告書の内容を確認したのもこの時点であるにもかかわらず、調査報告書結果を確認し結果内容に既に同意したような記述になっている。
4.自宅の調査をすることには同意したが、調査報告書の結果に同意したわけではない。

工事業者側で要請した調査会社なので、業者に有利な報告書を作成してくることは予想していましたが、ここまで、あからさまに事前報告書という形をとってくることに憤慨しています。
工事を即刻中止してもらえないでしょうか?
正式に弁護士を立てて書面で請求したほうが宜しいですか?

 

 

【送信メールの中身】道路工事の相談
県民広聴室 県政相談員 真壁洋一様
重ね重ねすみません。国道288号線のバイパス工事の件でメールを送付したXXXXと申します。一度そちらに伺ってみたいと思うのですが、訪問は可能でしょうか?

 

131

夕方3:56 県知事直轄県民広聴室相談員からメールの返信が届いた。夕方4:00福島県県中建設事務所 道路課 大竹和彦課長が来訪。
調査報告書の内容が事実と異なっていることを口頭で認めたが、正式な文書は貰っていない。
調査報告書は作成し直すことになったがもはや信用できない。
損害賠償関連がはっきりとするまで発破作業の中止を
福島県県中建設事務所 道路課 大竹和彦課長に求めた。偽装した事前報告書を回収しようとしたのでそれは断った。
県知事直轄県民広聴室相談員に経過をメールで報告した。

 

 

【受信メールの中身】RE:道路工事の相談
 メール拝見しました。
 先にいただいたメール(1月30日付け)につきましては、現在担当の県土木部道路整備課に照会中です。
 XXXXさんからの相談への具体的な対応は、あくまで事業課が行うもので、県政相談員はその橋渡しをするようなものです。したがって、こちらに来られた場合は、道路整備課の担当とお話しいただくことになります。
 ただいま、道路整備課から、県中建設事務所の道路課が、XXXXさんのところにお邪魔して説明がてらお話を伺うつもりであるとの連絡がありましたので、先ずはそれを受けて話し合いをしていただきたいと思います。
 そこで納得した回答が得られなければ、再度道路整備課と話し合うということも勿論可能です。その時には、再度連絡をいただけばセットいたしますし、直接道路整備課に連絡されても結構です。
 よろしくお願いいたします。

平成23年1月31日
XXXX様

県民広聴室 県政相談員 真壁洋一
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
福島県庁県政相談コーナー
県政相談フリーダイヤル 0120−899−721
mailto:kenseisoudan@pref.fukushima.jp
相談時間 祝日、年末年始を除く月曜日から金曜日
午前9時から正午
午後1時から午後4時
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

【送信メールの中身】道路工事の相談
県民広聴室 県政相談員 真壁洋一様
ご返事ありがとうございます。国道288号線のバイパス工事の件でメールを送付したXXXXと申します。
おかげさまで、県中建設事務所の担当者のかたには、調査報告書の内容が事実と異なることを認めていただき(事前調査というのは撤回)、報告書を再作成してもらうことになりました。
発破については損害賠償関連が明確になるまで発破作業を中止してもらうよう伝えることができました。
郡山市の合同庁舎で工事関連の公文書開示請求が可能とのことですので、現状で県庁にお伺いするのは未定になりました。
たらい回しや揉み消しの可能性も考えたため(経緯や履歴を残すため)、工事関係機関との直接交渉はせずに、第三者としてこちらを相談という形で迂回していた訳ですので、今後も工事が完了するまで、都度お手数、ご迷惑を御掛けすることがあると思います。
その際には、大変申し訳ありませんが再度、ご相談の返答を宜しくお願いいたします。
XXXX

 

21

福島県県中地方振興局 県民環境部 県民生活課に赴き、国道288号線三春西バイパス工事(2工区)の発破作業に係る「火薬類消費許可申請書」及び「火薬類消費計画書」公文書開示請求を申請した。
15日以内に開示の可否を通知書として送付すると言われたので、その場では確認できずに帰宅。

 

26

郡山市駅前ビッグアイで行われた市役所の市民相談センター主催無料法律相談に赴き道路工事発破作業の相談をする。相談担当の方から「様式は何でもよいので文書を送付して県庁に対応を求めたほうがよい」とのアドバイスを受けた。

 

211

福島県郡山市西田町の西田郵便局から佐藤雄平福島県知事及び福島県県中建設事務所所長宛に苦情及び陳情書を書面にして簡易書留で送付。
佐藤雄平福島県知事    
苦情兼陳情書 
福島県県中建設事務所所長 
「苦情兼要望書」 

 

214

福島県県中地方振興局 県民環境部 県民生活課 担当フルカワ氏から電話が来た。公文書開示内容や開示できない部分について等の説明をするので合同庁舎のほうへ来て欲しいとのことだったので、翌日15日の夕方四時頃に訪問すると約束をした。

 

215

今までの対応が怪しいので合同庁舎への訪問は25日に延期するとフルカワ氏に電話連絡した。その際、通知書を当初の手筈どおり郵送するのでそれを持参して合同庁舎まで来てくださいと言われた。

 

216

公文書一部開示決定通知書佐藤雄平福島県知事の名前と捺印で届いた。「火薬類消費許可申請書」及び「火薬類消費計画書」の重要な情報が全て「開示しない部分」として記載されていた。結局、佐藤雄平県知事も発破許可・証拠捏造・隠蔽工作に関与していたことを痛感させられた。今までの相談やこちらの手の内全てが逆手に取られ、ことごとく邪魔をして信頼を裏切った。相談室や情報公開制度の存在(在り方)が全て有名無実となりはてた(悪用した)。

【佐藤雄平福島県知事の関与について】
@(火薬取締法では)火薬類の消費は県知事が許可をする(住宅が近くにあるのにもかかわらず)。
A
県知事直轄の県民広聴室に相談したのに結果、調査報告書を偽装されたり対応がおかしい。
B
「火薬類消費許可申請書」及び「火薬類消費計画書」の重要な情報が全て「開示しない部分」とされた(佐藤雄平福島県知事の名前と捺印で)。被害者の県民より公衆災害を引き起こした事業者の権利や利益を保護することを優先した。

 

217

福島県県中建設事務所 道路課 大竹和彦課長来訪。14日に県知事及び県中建設事務所所長宛に苦情及び陳情書が届いたが現在協議中なので返答は待って欲しいとのことだった。時間稼ぎであることは明白。発破作業は取りやめ、低振動の工法を検討中とのことだが、相変わらず正式な文書ひとつ持ってこないので疑わしい。